プライド

「ラストワンプレーにプライドを見た!」というところかな・・

先日のジャパンVSオールブラックス戦のことです。

オールブラックスの圧倒的な攻撃力と分厚い防御、それを可能にしている正確な基本プレー。それにより終盤までチャンスらしいチャンスがなかったジャパンが、最後の最後に相手ゴールラインに近づきました。

観客は「せめてワントライを・・」と応援を送り、選手も数分間、集中力を保ちノーミスで攻めますがゴールラインを越えることができません。そしてロスタイムもかなり過ぎたラストワンプレー、ウィングの福岡選手がトライ寸前まで持ち込んだところ、キャプテンのリッチー・マコウがタックル。トライ成立かどうか・・・微妙なプレーでビデオ判定(TMO)に・・。

普通はトライだよな・・・と私は思いましたが、結果はトライならず・・

54-6と大差がついていて、テストマッチとはいえ日本でのゲーム。観客は勝敗よりも日本がどれだけ善戦するか、を楽しみにしていたはず・・。そういう状況なので、やっぱり「普通はトライでしょ・・」。

しかしオールブラックス、そしてニュージーランド全国民の英雄、リッチー・マコウはそれをさせませんでした。そこにオールブラックスのプライド、矜持を見たのは私だけではなかったはずです!

このゲームの印象は・・・と問われれば、私はこのプレーを論じます。もちろん、正確無比なプレー、スピード、体格など他にも見るものはたくさんありましたが、最も「オールブラックス」を感じさせてくれたのはこのプレーです

いかにラグビーいや勝利を目指すスポーツでプライドを持つことが大切か、十分に再認識させてもらいました。

そういう意味でプラチナチケットをゲットして観戦した意義があったと思います。

やはり、どんなものでも一流のものを見るべきですね

ゲームのその他の感想は・・・ジャパンも強くはなったと思います。オールブラックスとの差が大きいと思ったのは、フィジカル、基本プレーの正確性です。

ジャパンはこれかた試練のヨーロッパでの連戦。そこで勝利し、もっと逞しくなって帰ってきてほしいです!

こういうゲームを組めるのもエディ、そして岩淵GMの手腕なのでしょう。これから先も楽しみです

スマホでの写真ですが・・。



そしてサプライズ。今回の遠征にスポンサーの関係で非公式に帯同している、次世代のスター候補、アーロン・クルーデンが観客席に・・・。