新年度

4月、新年度に入りました。今年は消費増税もあり、なにかとバタバタしていますね。

物流業界もかなりの繁忙、特に長距離運行便がそのようで・・・。なかなか車がみつからない・・・と、当社にも色々と引き合いが来ます。ありがたいことですが、一過性ではちと困ります


どうしてこういう状況なのか?

私なりに分析すると、やはりドライバー不足が一番の原因でしょう。糸魚川のような田舎ではそれが顕著です。就労人口が激減しているので、どうしようもありません。


続いては軽油価格高騰でコストが上がり、貨物運送業者の経営を圧迫していること。合わない運賃だと運行しないほうがいい・・という風潮がみられます。確かに理解できます。


もうひとつ・・・物流量も増加しているでしょう。これはネット販売の影響が大です。3月末はかなりの遅延があったそうですが、消費増税前の駆け込み需要によるものでしょう。


というような原因で物流の供給能力が低下しているわけです

この状態は、ある意味ではチャンスのはず。最近、日経にも物流関連の記事が目立ち、参考になることも多いです。

これからの業界をしっかり見据えて、戦略を練っていく必要がありそうです。今こそ、研究、行動、実践しなければ・・・。

先日、地区のトラック協会の集まりがありました。少し、そういう話題も出したのですが、なかなか理解してもらえなかったようです。本来、業界、協会として取り組めることがかなりあるはず・・・。もちろん、各社の努力に少しの補完をする程度でしょうが、それでも、単独行動よりはるかに力になるはず・・・

先進的な地区の視察など、研究するべきだと思うのですが・・・。愚痴ばかり言っていても始まりませんよね

今年度、日本は、貨物運送業、産業廃棄物収集運搬業はどうなっていくのか?? 楽しみでもあり、不安でもあります