昨日、現在の国立競技場では最後となるラグビー早明戦を観戦
「国立を満員に」という早明両校の熱意を感じ、優勝を争うゲームではないですが観に行った次第です。
観客数は5万人を少し切ったようですが、満員でした。
ゲーム内容は、明治が善戦したものの、最後は実力差が出て早稲田の勝利。ディフェンスが安定していて、明治がトライを取る雰囲気はほとんどなかったです。それにしても、あの観客の前でラグビーができる選手はものすごく幸せですね アドレナリンが出まくって、普段以上のパフォーマンスができることでしょう。
明治は後半最初のキックオフのキャッチミスがなんとも痛かったと思います。一瞬の気の緩みか・・?
そしてゲーム終了後、それも楽しみにしていたユーミンの「ノーサイド」。一曲のみのコンサート。
ただただ感動、感激でした
歌う前に、「すべてのラグビー、OBの皆さんが必ずくぐってこられた厳しい練習の日々へのオマージュを捧げます」と言って、詩を朗読。これが出色。素晴らしいの一言
こんな詩です。
「ノーサイド 夏 空耳のホイッスル」
高原の太陽はプリズム
奪い合い空駆けるボールは埃の中の日食
少年は苦しさと向き合う
ほとばしる水道のしぶきに燃える魂をうたせて
グロリア グロリア 遥かな勝利
どれだけ自分を痛めれば届く?
答えを知らずただ走り続ける
少年は戦士になる・・。
いつの日か老人はたたずむ
遠い日の仲間の呼ぶ声と空耳(そらみみ)のあのホイッスル
グロリア グロリア 静かな自由
どれだけ相手を倒したらわかる
はかない夏が過ぎた頃
少年は戦士になる・・。
というもの。
この後、続いて「ノーサイド」の熱唱。
この場にいた、ラグビーを理解する人で感動しなかった人はいないはず。涙しなかった人も少ないはず。
私も感動に包まれて・・・。よくラグビー、ラグビー選手を理解していると思いました。
生でユーミンを聴くのは初めてでしたが素晴らしい エンターテイメントとはこういうことなのでしょう
ユーミン恐るべし!!
思い出に残る早明戦に感謝です
こちらは早稲田の校歌斉唱時。
続いて明治校歌。