久しぶりの更新になってしまいました
ものすごく忙しかった・・・というわけではないのですが・・・。 ちょっと頑張らないといけませんね!!
さて、先週、笠原建設さんの協力会で視察に行って来ました。
黒部市の浄化センターへ。
以前(テスト運転の際)、当社も少しだけ廃棄物を搬入したことがあり、興味があったので候補箇所に提案し、今回の視察に至ったわけなのですが、先進的な設備でした。
水処理は、「黒部の名水」の名を汚さぬよう、高度な処理をして隣接の「アクアパーク」で利用したり、川に放流しているそうです。汚泥処理は肥料にしたり、メタン発酵、ガスを発生させ発電しています。
また建設もPFIで行ったそうで、すべてが「お見事」と感じました。
そして、市役所の担当の方に説明をしていただいた際に、「産業観光」という初めて聞く言葉が出てきました。
要するに、このような先進的な設備を建設、運営していれば、全国から視察が来て交流人口の増大に寄与できる・・ということだそうです。
事実、我々の視察の前後にも、妙高市議会、福知山市議会などの視察が予定されていたようです。妙高の方々は日帰りかもしれませんが、福知山からならどこかで宿泊するでしょう。それが黒部市内の宇奈月温泉なら交流人口増大、経済効果もバッチリですよね。
よくよく考えてみれば、私も自分が関係している団体の研修?旅行の行き先を選定する際、「景色景観は見飽きた。どうせなら工場見学や企業見学をしたい」と発言します。
そういうことを称して、「産業観光」と呼んでいるのでしょう! 初めての言葉ですが、私の中ではかなりのインパクトになりました。
糸魚川、あるいは日本中の交流人口増大を狙っている市町村で、ぜひ必要となる考えだと思います。
糸魚川も来年3月の北陸新幹線開通を前に、交流人口増大に向けての準備が今一歩のように感じます。先日、ある方が「ジオパークの限界」と言っていましたが、まさしくそれも感じます。
そんな状況で耳にした「産業観光」。参考になりました。施設の素晴らしさとともに、黒部市行政の意気込みに感心しました。
このような看板もあり・・・お役所ではないような・・・。いい視察でした