シルバーコレクター

平昌オリンピック。日本選手が活躍しています。


昨日も複合ノーマルヒルで渡部選手が銀、スピードスケート女子1000mで小平選手、高木選手が銀、銅。渡部選手、小平選手は金メダルが狙えると思っていたので残念ではありますが立派な成績です。高木選手の1500mも同様です。


ネットでは、渡部選手の「シルバーコレクター」について、汚名なのでは??という意見もあったようです。「シルバーコレクター」という表現自体はどうかわかりませんが、複合で2大会連続の銀は見事です。そもそも、阿部雅司、荻原兄弟が出てくるまで、日本の複合は全く世界では通用しませんでした。距離が弱かったのです。札幌オリンピックで期待された勝呂裕司も5位。それがV字ジャンプの出現と、距離もそこそこ走れる選手が出てきてから世界で戦えるようになったのです。

そういえば、札幌では中野秀樹選手が前半ジャンプではトップに立ち、すごく興奮した覚えがあります。あの時も、優勝した東ドイツのベーリング選手は距離が圧倒的に強かったですね。


ジャンプに適した細身の体と距離を走れるパワー、スタミナが求められるので、大変なスポーツです。その競技で連続銀メダル・・・称えるべき偉業だと私は思います。


スケートも小平選手が世界記録を樹立した後で、期待は高く残念かもしれませんが、見事です。それにしてもスケート王国オランダは強い! 今季、ワールドカップでは日本勢が目立っていたので、前回大会ほどオランダは活躍しないのかな??と思っていましたが、とんでもなかったです・・。

オランダは元々体が大きい民族ですが、女子選手も本当に大きくてパワフル。伝統的に技術も高いわけでしょうから、なかなか手ごわい。小平選手の500mと団体パシュートに金メダルの期待をしています。楽しみですね!

オランダのスケート選手で強烈な印象に残っているのは、札幌オリンピック当時のアルト・シェンク選手。大きくて強くて・・・。それも短距離から長距離まで・・。

私の記憶に間違いがなければ、札幌では500mで転倒しましたが、残りは圧勝だったような・・。

その時に、「オランダって大きい人が多いのだな・・」と思いました。柔道でもアントン・ヘーシンクはウイレム・ルスカなどの選手がいましたから・・。

まぁ、とにかくオランダのスケートは強い・・と再認識! おまけに・・・女子選手は皆さん美人ですよね・・。今後も楽しみです・・・(不謹慎かな・・)。


と、ここまで記して、自分でも思ったのですが、私がウインタースポーツ・・特にスキー(アルペン、ノルディックの両方)に異常に興味を持つようになったのは、札幌オリンピックの感動からです。

ジャンプの日本勢の金銀銅、滑降のベルンハルト・ルッシ、大回転のグスタボ・トエニ、回転のフランシスコ・フェルナンデス・オチョア。その他、スピードスケート、フィギアスケートまで覚えています(ジャネット・リンであまりにも有名ですが)。

最近よく「オリンピックレガシー」と言われますが、それはハードだけではなく、文化として残ったり、個人個人の記憶にまで宿るものなのでしょう! 私自身はそのおかげでスキーというスポーツに深く触れるようになり、スキー場経営まで携わりました。その意味では大げさかもしれませんが、札幌オリンピックが私の人生に多大な影響を与えた・・という事になります。

スピードスケートの鈴木恵一選手の選手宣誓もよ~く覚えています。本当に感動しましたもんね!


話がかなり脱線してしまいました・・・。

まだまだウィンタースポーツに関して、記したいことはまだまだたくさんありますが、今日はこのへんで・・・。