快挙達成!
小林陵侑選手がやってくれました。
ジャンプ週間4連勝です。
結果はニュースで流れていたのでもちろんわかっていましたが、昨夜、録画しておいた第4戦ビショフスホーヘン大会をじっくりと視ました。
1本目、なぜこれだけ待たされるのだろう・・というくらいのスタート待ち。
結果は4位でまぁまぁ。ライブで視ていたら焦ったかもしれませんが・・。
2本目はヒルサイズ越え。残り3人の to beat が140メートルくらいだったのでした。これならライブで視ていても安心したことでしょう・・。2本目はよっぽどいいジャンプか、追い風の中でのジャンプでウィンドファクターをもらっていたのでしょうね!
それにしてもグランドスラムは凄い!
このジャンプ週間(4ヒルズ)はたしか70年近い歴史があるはず。
その昔、1971~72シーズン・・・要するに札幌オリンピックのシーズンですが、笠谷さんが3連勝しながら、4戦目は日本に帰国して棄権し、総合優勝を逃すということもありました。
国内予選に出場するため・・ですが、手の内を隠したのか?な?
その後は、長野オリンピックのシーズン、船木選手が総合優勝していますね。
しかし、グランドスラムは日本人初。というか小林選手で3人目。
ハンナバルト、ストッホに次ぐ・・ということは、シュリーレンツァウアーやモルゲンシュテルン、アマンやアホネン、もっと古いとバイスフロク、ニッカネンなどの名選手も達成していないということです。
この価値を日本人、日本のメディアはどうとらえているでしょうか?
ドイツでは一般ニュースのトップ扱い。オーストリアも当然でしょう。しかし日本は・・。
私に言わせると、国民栄誉賞もの!
今までに受賞したどの選手にも劣りません。あえて言わせてもらえば、競技人口が少なく、歴史も浅く、まだ成熟していない競技でも活躍すると日本では凄いと言われます。特にオリンピックで勝つと・・。
それで受賞している選手もいます・・・誰とは言いませんが・・。女子に多いかな??
それと比べるとその価値の偉大さ、クオリティの高さは比較になりません。
ぜひ、日本独特の視点ではなく、グローバルな視点でも取り上げてほしいものですね・・メディアには・・。
、
それにしてもあの飛距離は圧巻です。
ぜひ地上波で彼のジャンプを放送してほしいですね!
ところで・・・皆さん、ジャンプスキーの滑走面の溝は今は何本かご存知ですか?
かつては6本でしたが、今は3本です。
また、今のジャンプのビンディングというかブーツはかかとが上がりません。
その状態でランディングでテレマークを入れるのだから・・・選手は凄いです!