偉業達成

葛西選手凄い、凄すぎます! ジャンプ ワールドカップ バートミッテルンドルフ大会で優勝! 素晴らしい! 葛西選手は41歳、ワールドカップ優勝は10年ぶり16回目。 おまけにこの大会はフライングヒル。1回目が196㍍、2回目は197㍍で両方ともトップの完全優勝でした。ちなみに2位のスロベニアの選手は21歳、3位のシュリーレンツァウアー選手は24歳。ちょっと考えられないし、他のスポーツでもこんな年齢差での優勝はないでしょう! 私はこの偉業をJスポーツの生中継を視ていました。ラッキー! 葛西選手の日々の鍛錬に頭が下がるし、心より敬意を表します。 過日の日経新聞夕刊に掲載されていたのですが、彼は減量の際、何日も絶食するのだそうです。通常の体重は59・6キロで、大会の朝、水を一杯飲んで60キロジャストにするのだとか…。まさに職人! その記事にはイチローのことも書かれていましたが、スポーツに取り組むのに、いかに準備、心構えが大切か…ということでしょう! そして、この勝利は決してフロックではない…ということも付け加えたいです。 年末年始のヨーロッパジャンプ週間でも入賞を連発していました。 また、この大会の公式練習で、シュリーレンツァウアーと並ぶオーストリアのエース、モルゲンシュテルン選手が大怪我をしたそうだし、かつて秋元正博選手が大転倒して重症を負ったのもこの大会。それらの恐怖を克服しての勝利ですから、日の打ちどころがありません。 テレビ中継で感動的だったのが、他国の選手、コーチが自分の勝利のように大喜びして、祝福していたこと。飛び終わった葛西選手に10名程の選手が駆け寄って来て、握手していました。スポーツっていいな…と思わせてくれるシーンでした。 同じ日本人として、葛西選手のこの偉業を祝福し、心から敬意を表します! ソチオリンピックもガンバレ!