ラグビー大学選手権。帝京大が5連覇。お見事!!
決勝戦当日はシャルマンに出勤していたので詳しくは視ていませんが、コンタクト、ブレイクダウンで圧倒していましたね。早稲田も後半、3連続トライで追い上げました。あわや・・とは思いましたが、帝京には余裕があったようにも見えました。
追いつかれそうになったその時に、力の差を見せつけるようにFWで圧倒。坂手のトライでとどめを刺した・・・というところでしょう!
録画してあるので、それを詳しく見てから・・・と思っていますが、印象に残ったのが、バックスの深いライン。
最近流行の浅いラインではなく、かなり深かったですね。早稲田のシャローディフェンスに対抗するためなのか、それとも大きくて速い選手を走り込ませてきて突破を狙ったのか・・・そこらはわかりませんが、あの深いラインがかなり効果的だったように思います。
あとは1年生SOの松田選手。最初のトライは基本に忠実な、パスしてからフォローに回ったもの。二つめは、自陣から50メートル以上の突破、独走。早稲田FB、ジャパンの藤田をスワープでものの見事に抜いてのトライ 藤田は外に抜かれて、触ることもできませんでした。伏見工時代はFBだったので、スペースがあるところで抜くのは得意なのかもしれませんが、藤田と向き合う前は近距離の相手をステップで抜いているわけで、素晴らしい!!ハイパントもうまく蹴っていましたね。
CTBの中村キャプテンはもちろん、牧田選手のハイパントキャッチもお見事。FWもイラウアはもちろん、小瀧、杉永、李、後半から入った大和田などの活躍が目立ったし、WTB森谷も好タックルがありました。
こうやって振り返ってみると、早稲田も善戦したものの、帝京が盤石だった・・ということでしょう。5連覇で一番苦労したのは、2年前の天理とのゲームかな??
今回のゲームの先発で4年生は4人。松田、坂手らジャパン候補が残るので、来年もいいチームであることは間違いありません。各チームは帝京を目標にチーム作りをすることになるでしょう!
日本選手権が残っていますが、大学ラグビーシーズンはほぼ終了。また来年が楽しみです。
青学は打倒慶応を果たしましたが、来年は相手もそうはさせない・・でしょう。新たな目標を定めて、今シーズン以上の成績を目指してもらいたいものです
ユーミンの「ノーサイド」ではありませんが、ラグビーシーズンの終わりは寂しいものですね